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2018/1/26 What's VOLVO

ボルボの安全への取り組み、そのルーツは北欧の道にあり

ボルボと言えば、それほどクルマに詳しくない人であっても「安全」というイメージを想起するのではないでしょうか?このブランドイメージは日本に限ったものではなく、世界中で共通のものとなっています。年間販売台数50万台レベルの中規模メーカーにとって、これだけポジティブかつ統一的なブランドイメージを持たれていることは、まさに驚異的と言っても過言ではありません。では、なぜボルボ=安全というイメージが形成されたのかを見ていきましょう。その理由は、崖から落ちる衝撃的なCMの効果だけではありません。

 

◯スウェーデンの道を安心して走れるクルマを

ボルボにおける安全の取り組みは、すなわちボルボというブランドのヒストリーと重なります。1920年代、後のボルボ創立者であるアッサール・ガブリエルソンとグスタフ・ラーソンは、スウェーデンの過酷な気象条件の下、安心して走れるクルマが未だ存在しないということに気が付き、自らの手でクルマを作るという結論に達しました。そして、1927年、初のボルボ車が生産をされることになりました。世界有数の寒冷地であるスウェーデンは、その寒さもさることながら、吹雪による視界不良や、ヘラジカなどといった大型生物との衝突など特有の危険要素を持っていました。そんな中でも安心して走るためには、当時の水準以上の安全性が求められたのです。

◯100万人以上の命を救った発明

ボルボの安全への取り組みの中で、最もエポックメイキングなもののひとつが3点式シートベルトでしょう。1959年、ボルボのエンジニアであったニルス・ボーリンが世界で初めて実用化に成功した3点式シートベルトは、瞬く間にあらゆる車種に搭載され、50年以上経った今日では、世界中を走るほぼすべてのクルマに搭載されるようになりました。この革新的な発明によって、これまでに100万人以上の命が助けられたとさえ言われています。この3点式シートベルトは、発明自体が画期的だったことは言うまでもありませんが、これほどまでに普及したのには、ボルボが特許を世界中で無償公開したことが背景にあります。ボルボは「誰もがこの技術の恩恵を得られるように」と考えたのです。このことからも、ボルボがいかに安全を最優先しているかがわかるかと思います。その後も、後ろ向きチャイルドシートやSIPS(側面衝撃吸収システム)、BLIS(ブランドスポット・インフォメーション・システム)など、いまではスタンダードとなっている安全技術を発明・提供し続けています。

◯パッシブ・セーフティからアクティブ・セーフティへ

現在のボルボもまた、安全技術のリーディングブランドであることは間違いありません。従来の安全技術は、「事故が起きた際にどうするか」という点に主眼が置かれたパッシブ・セーフティという考え方が主流でした。その結果、上述したシートベルトはもちろん、衝突に耐えられるようにボディ構造を見直したり、エアバッグを搭載することで乗員を保護したりといった方向の技術が発達してきました。もちろん、現在でもこのような技術は引き続き研究されていますが、一方で、「事故を未然に防ぐ」というアクティブ・セーフティという考え方がトレンドとなっています。ボルボは、この分野でも世界をリードしています。現在のボルボでは、ミリ波レーダーとデジタルカメラを利用したオートブレーキシステムや、LKA(レーン・キーピング・エイド)、パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援システム)など、様々な安全装備を搭載しています。さらに、歩行者やサイクリストへも配慮した安全装備も世界に先駆けて搭載しています。そして、日本国内ではそのほとんどが標準装備というところも、ボルボらしいと言えるでしょう。

◯変わらぬ安全への取り組み

これらの取り組みを総称し、ボルボでは「インテリセーフ」という名で表現しています。また、「2020年までに、新しいボルボ車での死亡者や重傷者をゼロにする」という安全目標「Vision 2020」を掲げており、その安全に対する情熱は昔も今も全く変わっていません。そして、これらの技術は自動運転をはじめとするクルマの未来の姿へとつながっていくのです。

ボルボに限った話ではありませんが、長い歴史の中、独立資本のままで生き残れるブランドはそう多くはありません。ボルボについても、フォード・グループの一ブランドを経て、現在では中国の浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)の傘下となっています。資本関係に変化があると、経営方針が大きく変わり、時には全く異なるブランドとなってしまうこともありますが、幸いにして、ボルボの場合は潤沢な資本を得たことでさらなる進化を遂げています。これはまさしく、ボルボの長きに渡る安全への情熱が世界中で評価されていることの証左と言えるでしょう。

 

 

posted by NEXTAGE|株式会社ネクステージ
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