Blog

ブログ

2018/1/26 What's VOLVO

ボルボの過去の名車たち…アマゾンから850まで

ボルボと言えば、「安全」「北欧」「スタイリッシュ」などというイメージが連想されるブランドと言えるでしょう。

現在のボルボは、中国企業の潤沢な資本の恩恵を受け、走行性能や安全性能はもちろん、そのスタイリッシュかつ洗練されたデザインにもますます磨きがかかっています。ここ数年、毎年のように販売台数を増やしていることは、ボルボの人気を裏付けていると言えるでしょう。

 

◯クラシック・ボルボは目立っていない?

日本におけるボルボの販売は、1965年以前より梁瀬(現ヤナセ)や北欧自動車によって行われていましたが、正規輸入代理店としてボルボ・ジャパンが立ち上がったのは1986年のことでした。空前の好景気を目前に控えていた日本では、輸入車が年々存在感を高めており、各輸入車ブランドが正規輸入代理店を立ち上げているところでした。もちろん、それ以前にも輸入車は日本にありましたが、富裕層以外は購入しづらいものであり、高嶺の花でした。

 

ボルボは1927年に乗用車の生産を開始しましたが、1950年代以前のクラシックカーに属するモデルは、残念ながら日本ではそれほど人気がありません。1946年から1958年にかけて生産されたP444は、ボルボとしてははじめて量産されたモデルですが、こちらもまた日本に多くが輸入されることはありませんでした。これは当時の日本の経済状況も大きく影響しているといえるでしょう。

◯「アマゾン」は「最もボルボらしいボルボ」

日本においてボルボの人気を一躍高めたのは、1956年から1967年にかけて生産されたP120、通称「アマゾン」でしょう。これまでのイメージを覆すモダンなスタイルのアマゾンは、ボルボがはじめてポンツーンボディ(=フロントフェンダーがリアフェンダーまで続いているボディ構造)を採用したモデルでもありました。フロント部分の2つの楕円エアインテークや魚のヒレを思わせるリアウイングは、当時の人々を魅了しました。当初85馬力だった1.6リットルエンジンの最大出力は、1961年の改良で90馬力、1965年の改良で95馬力へと引き上げられました。

もちろん、ボルボの魂とも言える安全装備も強化されており、ダッシュボードの上のクラッシュパッド、ラミネート加工されたウィンドスクリーン、そして、世界初の3点式シートベルトが採用されました。このアマゾンは、上述した梁瀬や北欧自動車によって一定数が輸入され、現在でも愛好家を中心に高い人気を誇っています。五木寛之の小説『雨の日のは車をみがいて』では、「最もボルボらしいボルボ」と評されています。

◯イタリアンスタイルをまとったボルボ

1961年から1972年にかけて生産されたP1800シリーズもまた、当時のボルボを語る上では欠かせないモデルと言えるでしょう。イタリアのカロッツェリア、フルアのデザイナーだったペレ・ピーターソンによってデザインされた車体を、P120のシャシーに架装したP1800は、イタリアンスタイルの流麗なスポーツカーとして人気を博しました。映画『セイント』でロジャー・ムーアによって運転されたことでより一層人気に拍車がかかったこのモデルは、アマゾンと並んでクラッシク・ボルボの名作と謳われています。

 

◯ステーションワゴンブームを作った850シリーズ

そして、1980年代後半から1990年代前半にかけてのバブル景気を経て、日本において輸入車のプレゼンスが従来とは比べ物にならないくらい高まった頃、合わせてボルボの販売台数も大きく加速することになります。その原動力となったのが、850シリーズです。それまでのボルボとは共通点がないと言われるくらい、新設計されたこのモデルは、日本をはじめ世界中で大成功を収めました。日本では1994年に850エステートがグッドデザイン大賞を受賞するなど、その後のステーションワゴンブームの火付け役となりました。もちろん、世界で初めてサイドエアバッグを採用するなど、安全性能も随一でした。さらに、モータースポーツへの参戦も果たすなど、スタイリッシュ、そしてスポーティというボルボのブランドイメージ向上に一役買ったモデルでもあります。今でも、ボルボと言えば850(特にエステート)をイメージされる方は少なくないのではないでしょうか。

◯時代は変わっても、変わらないボルボのスタイル

それまでのボルボはひとつのモデルを比較的長期にわたって生産し続けることで知られていましたが、上述の850シリーズは7年という比較的短命なモデルとなりました。これは、ボルボがフォード・グループの一員となり、モデル構成の見直しがなされたためです。現在では中国の吉利(ジーリー)の傘下となっているボルボですが、一方でその洗練されたスタイルや安全性能へのこだわりが微塵も失われていません。これからもボルボの挑戦は続きます。

 

 

 

posted by NEXTAGE|株式会社ネクステージ
■ 北欧文化の発信基地 ■
北欧とボルボの魅力を、日本人ならではの感動サービスとともに。

【大阪のボルボ正規ディーラー】

 ボルボ・カー香里園(大坂府 寝屋川市)

 ボルボ・カー堺(大坂府 堺市)

【富山のボルボ正規ディーラー】

 ボルボ・カー富山(富山県 富山市)