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2018/2/7 What's VOLVO

ボルボの「ポールスター」ってなんですか?

メルセデスベンツにおけるメルセデスAMGBMWにおけるM、アウディにおけるAudi Sportsのように、ドイツ系プレミアムブランドにはそれぞれ高性能モデルを提供するサブブランドが存在します。では、ボルボにおけるポールスターの立ち位置も、これらと同じように「ボルボの高性能部門」というように理解すればよいのでしょうか?この理解は、間違ってはいませんが、必ずしも正確とは言えません。その理由を、解説したいと思います。

 

ボルボの高性能部門としてのポールスター

ポールスターは「ボルボの高性能部門」という理解も間違ってはいません。実際に長らくポールスターはボルボの高性能部門として、ハイパフォーマンスモデルを提供し続けているのです。

ポールスターの歴史は、1996年から始まります。スウェーデン国内のツーリングカーレースであるスウェディッシュ・ツーリングカー・チャンピオンシップ(STCC)にボルボ車で参戦するために設立された、フラッシュ・エンジニアリングという企業がその前身です。ボルボの公式モータースポーツ・パートナーとして、当時は850をベースにしたレースカーを開発していました。その後、2005年にポールスターと名を改め、モータースポーツ界で活躍した後、2013年に初のロードカーであるS60/V60 ポールスターを発表します。

 

 

その後、「サーキットで勝ち抜くために、自信を持ってドライブできるマシンを生み出すこと」を哲学としたコンプリートモデルや、ポールスター・パフォーマンス・ソフトウェアを提供しています。

 

現在日本国内で販売されているS60/V60ポールスターは、ポールスターのモータースポーツで培われた製品哲学を色濃く反映しており、バランスに優れ、自信を持ってドライブすることが出来る、真のドライバーズカーとして開発されました。このコンプリートモデルは、安全性と信頼性を兼ね備えたボルボのプラットフォームをベースに、ドライビングの喜びを追求するドライバーのために創られています。ターボチャージャー+スーパーチャージャーによって367馬力まで高められた2リットル直列4気筒エンジンは、専用にチューニングされた電子制御AWDシステムとあいまって、最高のパフォーマンスを提供します。トランスミッションはポールスター専用のチューニングを施した8AT、ブレーキは371mmのスロット入りブレーキディスクと、ブレンボ製6ピストンキャリパーを採用しています。

 

また、正確なレスポンスを実現するシャーシは、スプリンググレードを80%高め、オーリンズ製のDFVショックアブソーバーを搭載しているだけでなく、新たに採用されたカーボンファイバー製のエアロパーツとともに、大幅な走行性能の向上が図られています。

 

 

コンプリートモデル以外にも、ポールスターの哲学を搭載することが可能です。それがポールスター・パフォーマンス・ソフトウェアとポールスター・パフォーマンス・パーツです。

ポールスター・パフォーマンス・ソフトウェアは、ボルボ最新のDrive-Eパワートレインに、世界のレーシング・シーンで培ったチューニングを実施します。車載コンピューターの特性を変化させ、出力アップとレスポンス向上、シフトチェンジの正確性アップなどを図り、よりエモーショナルで直感的、最適な出力バランスを実現します。これはV40などあらゆるモデルに搭載可能です。

 

ポールスター・パフォーマンス・パーツは、V40S60/V60XC60のためのカスタマイズ・パーツです。専用ショックアブソーバーやサスペンション、専用ホイールと高性能タイヤ、エキゾーストセットやストラットタワーバー、トランクスポイラーなどが用意されています。

 

ポールスターは、現在でもシアン・レーシングの名でモータースポーツ活動を行なっています。そこで培われたテクノロジーは、様々な形でボルボの市販車へと受け継がれているのです。

 

 

ハイパフォーマンスEVを提供するサブブランドへ

一方で、これからのポールスターは異なる意味合いを持つことになりました。201510月にボルボの完全子会社となっていたポールスターですが、今後はEVブランドとして独立することが発表されたのです。新生ポールスターは、ボルボに対して電動化の技術提供をしていくと同時に、独自のブランドでEVを開発・販売していくことが明らかにされました。

 

そして201710月、ポールスター初のコンセプトモデルとしてポールスター1というPHV仕様のビッグサイズクーペが発表されました。ボルボのSPAプラットフォームを使用しており、エクステリアデザインにもボルボらしさが見られる一方で、カーボンファイバー製のボディや、最大600馬力を発生するプラグインハイブリッドシステムなど、ポールスター独自開発の部分も多く、新ブランドであることを印象付けています。

 

このように、これからのポールスターは、ボルボのサブブランドとしてではなく、独立した1つのブランドとなるのです。日本での販売については詳細が明らかにされていませんが、より小型のポールスター2、ポールスター3の開発も予定されているなど、これからが楽しみなブランドとなりそうです。

 

posted by NEXTAGE|株式会社ネクステージ
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