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2018/4/19 What's VOLVO

1台の乗用車でもっとも長く走行したギネス記録を知っていますか?

一般財団法人自動車検査登録情報協会の調査によると、日本での愛車の代替サイクルは8.13年とのこと。2回継続車検を受けてから下取りに出すパターンです。しかし世の中には同じクルマを50年も所有し、480万kmも走行したギネス記録があります。この記録はボルボ車によって樹立しました。

 

1台の乗用車が480万kmした秘密

2013年9月時点での記録ですが、アメリカ・ニューヨーク州在住のアーヴ・ゴードン氏は1966年にボルボ P1800を購入し、以後50年荷渡り所有しました。その走行距離が300万マイル(480万km)となり、1台の乗用車の走行最長記録としてギネスに認定されました。この大偉業を達成したアーヴ・ゴードン氏によれば、「マニュアル通りにオイルやタイヤを交換する」「定期メンテナンスを正規ディーラーで受ける」ことが1台の車に長く乗るコツとのこと。しかし失礼ながら、これくらいのことは日本車ユーザーでも行っていること。なのに、なぜある種の偉業を氏は成し遂げることができたのでしょうか。

 

愛車を長持ちさせる消耗品交換

自動車は消耗品パーツの集合体と言えます。運転をすることでエンジンや外部から衝撃を受け、自動車はパーツごとに経年劣化していきます。新車時のコンディションを長く保つためには、ユーザーズマニュアルに沿った定期的なメンテナンスを正規ディーラーに依頼するのが、一番確実です。
日本では新車登録3年後、以降2年に一回の車検が法律で義務付けられており、ユーザーの義務として年に1度の法定点検実施も規定されています。これら各種点検や車検を正規ディーラーに依頼することで整備手帳には確実な記録が残り、ディーラー整備車として下取り時の信頼性も高まることがあるでしょう。

さて消耗品の交換ですが、車検が回数を重ねるごとに自動車に詳しくないと知らないパーツに交換対象が移り、整備費用も安価だったものが次第に「中古車を買ったほうが安い」と言われてしまうような費用になります。日本車の代替サイクルがおよそ8年なのは、10年を前にして高額な整備費用がかかることが一因と言われているほど。

しかし気に入った車に乗り続ける喜びはプライスレス。アーヴ・ゴードン氏所有のボルボ P1800はイタリア流デザインの流麗でエレガントなスポーツカーで、今見てもとても美しく感じます。自動車自体に魅力があり、替えがきかない1台なら、多少の高額な整備費も支払う気になるのかもしれません。

 

 

ボルボ車の耐久性の源

自動車は消耗品パーツの集合体であるため、部品を交換すればリフレッシュできます。しかし自動車のパーツの中で唯一取替の効かない消耗品があります。それがボディです。

 

高耐久性の源①:頑丈なボディ
日本車は道路事情や国の交通行政の影響もあり、ボディを軽量に製作し燃費を稼ぐことを念頭に、1950年代から自動車開発を行ってきました。しかし欧州ではボディはエンジンやサスペンションなどを支え、エンジン出力や外部からの衝撃を吸収し、搭乗者を保護する機能部品との認識でした。そのためボディを頑丈に製作し、480万kmもの走行にも耐えるボディが製作できたのです。
ただし先にご紹介したアーヴ・ゴードン氏は常に正規ディーラーでメンテナンスを行っていたので、ボディにも何らかのメンテナンスを行っていた可能性は否定できません。

 

高耐久性の源②:丈夫で高効率なエンジン
エンジンもまた、自動車の高耐久性を支える重要なパーツです。エンジン内ではガソリンを霧状に噴射して燃焼させるため、どうしてもガソリンの燃えカスがススとなってシリンダー内に残ります。通常はエンジンオイルが清掃してくれるのですが、取り切れない部分はエンジンの分解整備(オーバーホール)を行います。アーヴ・ゴードン氏所有のボルボ P1800は50年間で2度しか、オーバーホールを行っていないとのこと。しかも本当に調子が悪かったのは1回だけとのことなので、もう1回は予防点検であったと考えられます。いかにボルボのエンジン本体が頑強で、燃焼効率を1960年代から追求してきたかがわかります。

 

高耐久性の源③:途切れない純正パーツの供給
ボルボ車の耐久性を支える最後のポイントは、純正パーツの供給を止めないことです。いくら消耗品交換の必要に迫らえても、メーカーがパーツを製造しなければ交換の術がありません。ボルボはリフレッシュプログラムを実施しており、過去生産車のパーツも新規に製造したり、再生品を提供するなどしてパーツの供給を止めません。

 

高耐久性の源④:消耗部品を見抜くプロの目
ボルボ正規ディーラーに所属する整備士は、ボルボ車に通じたスペシャリスト集団です。ボルボ車のメンテナンスを全面的に任せることができ、消耗品の交換も必要なものだけ必要なタイミングで適切に行ってくれます。2014年以降「ボルボ・パーソナル・サービス・テクニシャン(VPS)」を導入し、顧客の愛車それぞれに担当整備士が付き、より細やかなサービスとメンテナンスを提供しています。
ボディとエンジンの頑丈さと耐久性、消耗品パーツの供給を絶えず行うこと、正規ディーラーのプロによるメンテナンス。ボルボ車の長寿命は、ユーザー、ディーラー、メーカーが三位一体となってボルボ車を大切に扱った結果なのです。