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2018/10/20 What's VOLVO

ボルボ XC60 T5 AWD インスクリプションとアルファロメオ ステルビオを比較!

世界的に人気が高いミッドサイズSUV。その人気の中心となっているのが、ボルボ XC60です。2018ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、2018北米SUV・オブ・ザ・イヤー、2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、世界の主要マーケットで高く評価されているモデルです。

 

そんなXC60と、同じセグメントに参入してきた新顔が、アルファロメオ初のSUVとなるステルビオです。FRベースのQ4オールホイールドライブシステムと軽量かつ高剛性のプラットフォームによってもたらされるキレのよいハンドリングが特長です。王道のドイツ以外のSUVという選択で、いまもっとも気になる2台について見てみましょう。

 

なおこの記事では、価格帯の近いボルボ XC60 T5 AWD インスクリプションとアルファロメオ ステルビオ ファーストエディションの2018年9月時点に販売されているモデルを比較します。

 

■ボディのスペック

  • XC60 T5 AWD Inscription

全長×全幅×全高:4,690mm×1,900mm×1,660mm

ホイールベース:2,865mm

車両重量:1,830kg(※エアサスペンション装着時:1,860kg)

乗車定員:5名

タイヤ:235/55R19

サスペンション:(前)ダブルウイッシュボーン/(後)マルチリンク

新車価格:6,940,000円

 

  • アルファロメオ ステルビオ FIRST EDITION

全長×全幅×全高:4,690mm×1,905mm×1,680mm

ホイールベース:2,820mm

車両重量:1,810kg

乗車定員:5名

タイヤ:255/45R20

サスペンション:(前)ダブルウイッシュボーン(スタビライザー付)/(後)マルチリンク(スタビライザー付)

新車価格:6,890,000円

 

ボディサイズや重量はほぼ同じで、同クラスの車両であることが分かります。

 

■エンジンのスペック比較

  • XC60 T5 AWD Inscription

エンジン:2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ[ガソリン]

最高出力:187kW(254ps)/5,500rpm

最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,500~4,800rpm

トランスミッション:電子制御前進8速A/T(ロックアップ機構付)ギアトロニック

駆動方式:電子制御AWDシステム

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

JC08モード燃費:12.6km/L

 

  • アルファロメオ ステルビオ FIRST EDITION

エンジン:2.0L 直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付ツインスクロールターボ

最高出力:206kW(280ps)/5,250rpm

最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2,250rpm

トランスミッション:電子制御式8速オートマチック

駆動方式:フルタイム4WD

使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

JC08モード燃費:11.8km/L

 

エンジンは、どちらもインタークーラー付ターボを備えた2.0L 直列4気筒ターボを搭載。最高出力と最大トルクともに、数値上はステルビオに軍配が上がりますが、XC60のT5エンジンは、350Nmの最大トルクを1,500回転〜4,800回転で発生するようしつけられており、扱いやすさが想像できます。ちなみにステルビオの1,500回転時のトルクは、トルク曲線図を見ると約225Nm程度です。

 

駆動方式はともにフルタイム4WDですがXC60はFFベース、ステルビオはFRベースといった違いがあります。タイヤサイズはステルビオの方がワイドサイズを履いており、XC60よりスポーティな仕様であることがわかります。

 

インテリア比較

XC60のシート素材は3色のパーフォレーテッド・ファインナッパレザー、ステルビオでは4色のプレミアムレザーが設定されています。ボディカラーとインテリアカラーの組み合わせは、XC60では固定ですが、ステルビオは2つのカラーから選択可能となっています。

 

XC60のボディカラーとインテリアカラーのパターンは次のようになります。(※●はボディーカラー)

  • クリスタルホワイトパール
  • オニキスブラックメタリック
  • パイングレーメタリック

シート:アンバー

インテリア:チャコール/チャコール

ルーフライニング:チャコール

  • ルミナスサンドメタリック、デニムブルーメタリック

シート:ブロンド

インテリア:チャコール/ブロンド

ルーフライニング:ブロンド

  • ブライトシルバーメタリック

シート:チャコール

インテリア:チャコール/チャコール

ルーフライニング:ブロンド

 

ステルビオのパターンは次の通りです。前述した通り1色のボディカラーに2種類のインテリアカラーのパターンが用意されています。

  • アルファホワイト

インテリアパネル:ウッド(グレイオーク)

シート:レッド

インテリア:ブラック/レッド

ルーフライニング:グレー

インテリアパネル:ウッド(グレイオーク)

シート:チョコレート

インテリア:ブラック/チョコレート

ルーフライニング:グレー

  • アルファレッド

インテリアパネル:ウッド(ウォールナット)

シート:ブラック

インテリア:ブラック

ルーフライニング:グレー

インテリアパネル:ウッド(ウォールナット)

シート:ベージュ

インテリア:ブラック/ベージュ

ルーフライニング:ベージュ

  • ストロンボリ グレー
  • ブルカノ ブラック

インテリアパネル:ウッド(グレイオーク)

シート:レッド

インテリア:ブラック/レッド

ルーフライニング:グレー

インテリアパネル:ウッド(ウォールナット)

シート:ベージュ

インテリア:ブラック/ベージュ

ルーフライニング:ベージュ

 

両車ともラグジュアリー感があるインテリアカラーとなっていますが。XC60はファミリーカー的であり、ステルビオは艶っぽさが感じられます。

 

■先進安全装備&運転支援装備比較

  • XC60 T5 AWD Inscriptionの主要標準装備

・インテリセーフ

City Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)

–  歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能(夜間含む)

–  インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)

–  対向車対応機能

–  ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)

・オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)

・全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

・パイロット・アシスト(車線維持支援機能)

・ステアリング・アシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)

・LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)

・LKA(レーン・キーピング・エイド)

・DAC(ドライバー・アラート・コントロール)

・CTA(クロス・トラフィック・アラート)

・RSI(ロード・サイン・インフォメーション)

・ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護機能)

・ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援機能)

・被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)

・フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)

・360°ビューカメラ

・衝突時ブレーキ保持機能

・衝突時ブレーキペダルリリース機能

・車間警告機能

・IDIS(インテリジェント・ドライバー・インフォメーション・システム)

・アダプティブ・ブレーキライト

・HBA(ハイドロリック・ブレーキアシスト)およびRAB(レディ・アラート・ブレーキ

・スポーツモード付ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)

・アドバンスト・スタビリティ・コントロール

・コーナー・トラクション・コントロール

・RSC(ロール・スタビリティ・コントロール)

・ヒル・スタート・アシスト

・ヒル・ディセント・コントロール

・パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援機能)

 

  • アルファロメオ ステルビオ FIRST EDITIONの主要標準装備

・FCW/AEB(自動緊急ブレーキ機能付前面衝突警報、歩行者検知機能付)

・LDW(レーンデパーチャーウォーニング、車線逸脱警報)

・BSM(ブラインドスポットモニター)

・リアクロスパスディテクション

・HDC(ヒルディセントコントロール)

・IBS(統合型ブレーキシステム)

・ABS+(アンチロックブレーキシステム)

・EBD(電子制御ブレーキフォースディストリビューター)

・ESC+(電子制御スタビリティコントロール)

– BAS(ブレーキアシストシステム)

– EBP(ブレーキ液予圧補助機能)

– BTM(ブレーキクイックスタートアップ機能)

– RBS(フロントワイパー連動ブレーキ除滴機能)

– ASR(アンチスリップレギュレーション)

– TC(トラクションコントロール)

– HHS(ヒルホールドシステム)

・ALFAステアリングトルク

・TPMS(タイヤ空気圧モニターリングシステム)

・ESS(緊急制動表示機能)

・画面表示アラーム式フロント&リアパーキングセンサー

・リアパーキングカメラ(ステアリング連動ガイドライン付)

・ACC [アダプティブクルーズコントロール](STOP&GO機能付)

 

先進安全装備と運転支援装備の種類の豊富さではXC60に軍配が上がります。ステルビオでは基本的な先進装備としてFCW/AEBとを装備しますが、サイクリスト・大型動物検知機能(夜間含む)やオンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)や車線逸脱防止機能(LDA)の設定はありません。

 

世界的ベストセラーXC60とニューカマーのステルビオを比較してみました。両車とも共通項は多いものの車両キャラクターに大きな違いがあります。それはXC60が安全かつ快適に移動できる乗り物であるのに対し、ステルビオはドライバーが積極的に運転を楽しむ車である点です。

 

車両販売価格はXC60 T5 AWD インスクリプションが694万円、ステルビオが689万円。なんとも悩ましい両車の金額ですが、ファミリーカー的な要素も求められるミドルサイズのSUVだけに、安全性能に優れるぶんXC60 T5のほうが優勢と言っていいでしょう。