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2019/1/25 What's VOLVO

V70クラシックを振り返る

1996年にデビューしたV70は、ボルボを代表するステーションワゴンとして長年にわたり愛されてきました。しかし残念ながらV70は、2017年に従来のモデルに比べ上質な装備を充実させたモデル、クラシックを最後に発売し生産を終えました。

ですが、未だ中古車市場では人気なモデル。今回はこの少し懐かしいこのモデルを振り返ってみたいと思います。

ボディスペックについて

V70 クラシック ボディスペック

全長×全幅×全高:4,815mm×1,890mm×1,545mm

ホイールベース:2,815mm

トレッド(前/後) mm 1,590/1,585(T4 クラシック) 1,580/1,575 (T5 クラシック)

車両重量:1,720kg

乗車定員:5名

タイヤ:225/50R17 (T4 クラシック) 235/40R18 (T5 クラシック)

サスペンション:(前)マクファーソンストラット式/(後)マルチリンク式

 

3代目モデルとなったV70は実用性に優れたエステートで、多彩なアレンジができる40:20:40の3分割可倒式リアシートを全て倒せば、約1,600Lのラゲッジスペース容量が出現します。さらには、例えばスキー板を運びたいときはリア中央のシートのみを折りたたむことで、長尺のスキー板を積むこともできます。また、ラゲッジスペースの床を立ち上げ、荷物をゴムベルトで固定できるグロサリーバッグ・ホルダーが装着されているので、ちょっとした荷物を買ったとしても走行中に動くことはありません。

 

エンジンスペックについて

V70 クラシック T4

エンジン:DOHC水冷直列4気筒 (インタークーラー付ターボチャージャー)

総排気量: 1,968cc

最高出力:140kW(190ps)/4,700rpm

最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1,300-4,000rpm

JC08モード燃費:14.8km/L

トランスミッション:電子制御6速AT ギアトロニック

駆動方式:前2輪駆動式

 

V70 クラシック T5

エンジン:DOHC水冷直列4気筒 (インタークーラー付ターボチャージャー)

総排気量: 1,968cc

最高出力:180kW(245ps)/5,500rpm

最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,500-4,800rpm

JC08モード燃費:14.1km/L

トランスミッション:電子制御8速AT ギアトロニック

駆動方式:前2輪駆動式

T4 クラシック、T5クラシックどちらも2リッターの直列4気筒エンジンですが、エンジンの出力性能などが大きく違います。

 

まず、T4 クラシックに搭載されるエンジンは、最高出力140kW(190ps)を発揮するDrive-E 2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンで、1,300rpm~4,000rpmの幅広い回転域で最大トルク300Nmを発生します。このエンジンは、従来のT4エンジン比で出力10ps/トルク60Nm向上を果たし、燃費も約12%向上しているエンジンです。

 

一方、T5 クラシックに搭載されるエンジンは、高回転域の優れたレスポンスと伸びやかなドライビングフィールを実現する2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンです。最高出力180kW(245ps)、最大トルク350Nmを発生し、1,500rpm〜4,800rpmの幅広い回転域で最大トルクを発生します。

また、このT5 クラシックパドルシフトにのみ採用の8速ギアトロニック付 オートマチック・トランスミッションとの組み合わせにより、滑らかでパワフルな走りが体感できます。

 

安全装備について

ボルボといえば伝統の安全性能の高さが特長で、中でも特長的なのは、「インテリセーフ」でしょう。以下がその装備になります。

 

 

・歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム

(ミリ波レーダー、デジタルカメラ、赤外線レーザー方式)

・全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

・車間警告機能

・DAC (ドライバー・アラート・コントロール)

・LDW (レーン・デパーチャー・ウォーニング)

・BLIS (ブラインドスポット・インフォメーション・システム)

・RSI (ロード・サイン・インフォメーション)

・AHB (アクティブ・ハイビーム)

・リアビューカメラ

・プリテンショナー付3点式シートベルト (全5席、フロント:高さ自動調整機構付)

 

ボルボが元々持つ頑強なボディに加え、これら「インテリセーフ」の装備はロングドライブでのドライバーの疲労軽減はもちろん、安全性をキッチリと担保させたものといえます。

また、「インテリセーフ」の中でも自動ブレーキは、他メーカーよりも比較的早い段階から標準装備として採用されてきました。それは、ボルボが目指す、新しいボルボ車での交通事故による死亡者や重傷者を2020年までにゼロにするというビジョンがあったからこそでしょう。長らく欧州で愛されたV70 の最終進化モデルともいえるV70 クラシック、一度その走り、質感を味わってみるべきモデルといえるのではないでしょうか。