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2019/1/29 What's VOLVO

ボルボ V90 D4 インスクリプションとBMW 523d ツーリング ラグジュアリーを比較!

今回紹介するのはボルボ V90とBMW5シリーズツーリングです。これら2つの車種を、ボディスペック、エンジンスペック、安全装備という3つの点から比較します。比較のベースとなるグレードは、V90 D4 インスクリプションと523d ツーリング ラグジュアリーです。どのような発見がこれら2台にはあるのでしょうか。

 

■ボディスペックを比較

V90 D4 インスクリプションのボディスペックは次のようになっています。

全長×全幅×全高:4,935mm×1,890mm×1,475mm

ホイールベース:2,940mm

車両重量:1,770kg(エアサス装着車は1,800kg)

乗車定員:5名

タイヤ:(前) 245/45R18/(後) 245/45R18

サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン/(後)マルチリンク式

 

ステーションワゴンを買われる際に最も気になるポイントとしてあげられるのは、ラゲッジルームかと思います。V90 D4インスクリプションの場合、リアシートをフルフラットにすると最大で1,526Lのラゲッジルームを確保しています。BMW 523dの方が全長で15mm、全幅で20mm大きいので比較すると小さく感じるかもしれませんが、容量はステーションワゴンとしては十分でしょう。また、動開閉式&ハンズフリー機能搭載により、両手が荷物でふさがっていても、リアバンパーの下で足を動かすことで、テールゲートが自動的に開閉します。

 

一方、523d ツーリング ラグジュアリーのボディスペックは次のようになっています。

全長×全幅×全高:4,950mm×1,870mm×1,500mm

ホイールベース:2,975mm

車両重量:1,800kg(電動パノラマ・ガラス・サンルーフ装着車の場合は1,840kg)

乗車定員:5名

タイヤ:(前)245/45R18/(後) 245/45R18

サスペンション:(前)ダブルウィッシュボーン/(後)インテグラル・アーム

 

523dの場合は、ラゲッジルーム容量は570Lと容量も大きく、最大で1,700L(先代モデルよりも30L拡大を実現)まで拡張することが可能です。テールゲート全体を開けることなく独立開閉式リヤウィンドウが装備されているので小さな荷物の出し入れが可能です。また、コンフォート アクセスでは足を軽くリアバンパーの下に入れて反応させるだけでリアゲートが開くのでとても便利です。

 

■エンジンスペックを比較

V90 D4 インスクリプションのエンジンスペックは次のようになっています。

エンジン:直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ

総排気量:1,968cc

最高出力:140kW(190ps)/4,250rpm [ECE]

最大トルク:400Nm(40.8kgf・m)/1,750 – 2,500rpm [ECE]

JC08モード燃費:16.2km/L

トランスミッション:電子制御前進8速A/T(ロックアップ機能付)ギアトロニック

駆動方式:2WD(前輪駆動)

 

V90 D4 インスクリプションに搭載されるエンジンは、排気量2.0Lでインタークーラー付きターボチャージャーが搭載されたディーゼルエンジンです。ロックアップ機能付き8速ATは非常に変速動作が滑らかでディーゼルエンジンの燃費の良さに貢献しています。

 

対する523d ツーリング ラグジュアリーのエンジンスペックは次のようになっています。

エンジン:直列4気筒 DOHC ツインパワー ターボ ディーゼルエンジン

総排気量:1,995cc

最高出力:140kW(190ps)/4,000rpm [EEC]

最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,750 – 2,500rpm [EEC]

JC08モード燃費:19.4km/L

トランスミッション:電子油圧制御式8速AT

駆動方式:2WD(後輪駆動)

 

BMWといえば、伝統の直列6気筒のガソリンエンジンが気持ちの良いエンジンとして名高いですが、ディーゼルエンジンも負けてはいません。このディーゼルエンジンは低回転域から圧倒的なトルクが発生してくれますし、またアクセルを踏んだ時のレスポンスが良く、ガソリンエンジンのBMWとは違った世界観が広がっています。

 

■安全装備を比較

近年では、各メーカーによる安全装備の充実さに対して凌ぎを削っています。

ボルボからは、「インテリ セーフ」というボルボ独自の安全装備がありますので、以下でご紹介します。

 

インテリセーフ 先進安全・ 運転支援機能

City Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)

・歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能(夜間含む)

・インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)

・対向車対応機能

・オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)

・全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

・パイロット・アシスト(車線維持支援機能)

・ステアリングアシスト付BLIS™(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)

・LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)

・LKA(レーン・キーピング・エイド)

・DAC(ドライバー・アラート・コントロール)

・ CTA(クロス・トラフィック・アラート)

・RSI(ロード・サイン・インフォメーション)

・ランオフロード・プロテクション (道路逸脱事故時保護機能)、衝撃吸収機構付フロントシート

・ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援機能)

・被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)

・フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)

・360°ビューカメラ

・衝突時ブレーキ保持機能

 

ここで特筆すべきものは、インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)と、大型動物検知機能 (夜間含む)で、どちらの機能も世界初の機能なのです。インターセクション・サポートは、交差点内で右折する際、対向車の動向を監視し、衝突の危険を検知するとオートブレーキを作動させて衝突を回避あるいは衝撃を軽減します。これは、見通しの悪い交差点等で非常に安心な装備です。もう一つの大型動物検知機能は、スウェーデンのような野生の動物が道路に出現する機会が多い地域にはうってつけの機能でしょう。

 

一方、BMWも負けてはいません。ボルボ V90 D4 インスクリプションに相当する装備が以下のように標準で装着されています。

・衝突回避・被害軽減ブレーキ (事故回避ステアリング付)

・3Dビュー・カメラ

・トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ

・インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング

・ステアリング&レーン・コントロール・アシスト

・レーン・ディパーチャー・ウォーニング

・レーン・チェンジ・ウォーニング

・アダプティブ LED ヘッドライト

・アクティブ・クルーズ・コントロール (ストップ&ゴー機能付)

・アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション

・クロス・トラフィック・ウォーニング

・前車接近警告機能

・衝突回避・被害軽減ブレーキ

・後車追突警告機能

・パーキング・アシスト

・パーク・ディスタンス・コントロール

・リヤ・ビュー・カメラ

・BMW SOSコール

・BMW テレサービス

・アクティブ・プロテクション

 

この中で注目したいのはパーキング・アシスト・プラスです。この装備は、特に狭いところに車を駐車しなければならない場面において、BMWディスプレイキーを車外から操作することで、駐車することができるようになっています。これはV90 D4 インスクリプションには装備されていませんので、駐車が苦手な方にはうってつけの装備でしょう。

 

今回は、どちらもメーカーを代表するハイクラスなステーションワゴンということで、安全装備など実力が拮抗しているので甲乙つけがたい比較でしたが、頑固として後輪駆動を選びたい方は523d ツーリング ラグジュアリーを選ぶべきでしょう。ただ、安心安全の性能を求める方はV90 D4 インスクリプションを選ぶことをお勧めします。