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2018.07.13 Whats VOLVO
ボルボ V60とフォルクスワーゲン パサートヴァリアントのスペック、インテリア、快適装備などを比較!
2.0LクラスのSUVが世界的に人気ですが、ステーションワゴンにも人気があります。特に低い車高による荷物の積みやすさでは、SUVを凌駕する車種もあります。この記事では、ボルボV60の国内最廉価モデルD4 Tackと同じセグメントでしのぎを削るフォルクスワーゲン パサートのTDI エレガンスラインを題材に、それぞれの魅力を比較してみます。
ボルボ V60 D4 Tackのスペック(日本仕様) ワゴンでありながらクーペルックのボルボ V60が日本導入されたのは、2011年6月のこと。P24プラットフォームに、エンジンは最新のDrive-Eディーゼルターボを搭載。低回転から厚いトルクを発生します。 既に欧州では、最新プラットフォーム・SPAを使用するニューモデルが発売されており、日本でも発表が待たれます。
■ボルボ V60 D4 Tackのスペック ・ボディスペック 全長×全幅×全高:4,635mm×1,845(※キーレスドライブ装着時は1,865)mm×1,480mm ホイールベース:2,775mm 車両重量:1,680kg(※チルトアップ機構付き電動ガラス・サンルーフ装着時は1,690kg) 乗車定員:5名 タイヤ:(前後)215/50R17 サスペンション:(前)マクファーソン・ストラット /(後)マルチリンク式 ・エンジンスペック エンジン:2.0L直列4気筒DOHCディーゼル インタークーラー付ターボ 最高出力:140kW(190ps)/4,250rpm 最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,750~2,500rpm トランスミッション:電子制御前進8速A/T(ロックアップ機構付)ギアトロニック 駆動方式:FF JC08モード燃費:20.2km/L ・車両本体価格 4,690,000円~
フォルクスワーゲン パサートヴァリアント TDI エレガンスライン(日本仕様)のスペック フォルクスワーゲン(以下、VWと表記)社のフラッグシップワゴンであるパサートヴァリアント。2015年7月に日本導入されたの現行型パサートヴァリアントは、パサートのワゴンモデルとして8代目になります。プラットフォームは最新のMQB、エンジンは新開発のTDIエンジンを採用しています。”TDI エレガンスライン”はパサートヴァリアントのラインナップでは最新のモデルです。
■VW パサートヴァリアント TDI エレガンスラインのスペック
・ボディスペック 全長×全幅×全高:4,775mm×1,830mm×1,485(“Discover Pro”パッケージ装着時は1,510)mm ホイールベース:2,790mm 車両重量:1,610kg 乗車定員:5名 タイヤ:(前後)215/55 R17 サスペンション:(前)マクファーソン・ストラット(スタビライザー付)/(後)4リンク(スタビライザー付)
・エンジンスペック エンジン:2.0L直列4気筒DOHC(4バルブ)ディーゼル インタークーラー付ターボ 最高出力:140kW(190ps)/3,500~4,000rpm 最大トルク:400Nm(40.8kgm)/1,900-3,300rpm トランスミッション:自動6速(前進)1段(後退) 駆動方式:FF JC08モード燃費:20.6km/L
・車両本体価格 4,429,000円~
それぞれどんな人に向いている?
ボディサイズは、V60 D4 Tackの方がパサートヴァリアント TDI エレガンスラインよりも全長が140mm短くなります。それ以外はほぼ同じスペックで、よく似たシルエットを持つ2台です。
エンジンの最大トルクは同じ400Nmながら、発生回転数がV60の方が150回転低く、対するパサートは広い範囲で最大トルクを発生します。いずれも、低速走行時や登坂路での加速で、パワー不足を感じることは少ないでしょう。
ただし、パサートヴァリアント TDI エレガンスラインは、車両重量が70kg軽く、カタログ燃費も0.4km/L良いため、高速道路を運転する機会の多い方や燃費重視派に向いています。
内装を見てみます。ダッシュボードはどちらもT字デザインで、V60 D4 Tackはスカンジナビアンデザインを取り入れたエレガントな印象。パサートヴァリアント TDI エレガンスラインは機能的で、フォーマルな印象です。
V60 D4 Tackの内装色はベーシュ系、ブラック系が用意されていますが、パサートヴァリアント TDI エレガンスラインにはブラック系のみ用意されます。内装色はV60 D4 Tackの方が豊富です。
定員乗車時のラゲージ容量で比較するとV60 D4 Tackが430L、パサートヴァリアント TDI エレガンスラインは650Lと大きな違いがあります。4名乗車で多くの荷物を積載する機会が多いのならパサートヴァリアント TDI エレガンスラインが有利です。
快適装備で比較してみます。両車とも日常用途に必要な装備はフル搭載されています。大きな違いは、エアコンとオーディオです。
V60 D4 Tackのエアコンは運転席と助手席の温度を独立設定可能で、後席には送風口を設けています。パサートヴァリアント TDI エレガンスラインでは、前席左右と後席をそれぞれ温度設定可能な3ゾーン式。後席の快適性を重視するなら、パサートヴァリアント TDI エレガンスラインに軍配が上がります。
オーディオはV60 D4 Tackがインフォテイメント機能とナビ機能内蔵の8スピーカーを装備。パサートヴァリアント TDI エレガンスラインは、インフォテイメント機能と8スピーカーシステムが標準装備で、ナビ機能はメーカーオプションの “Discover Proパッケージ(約20万円)”を購入する必要があります。この機能はApp-connect”で、スマホとの連携が可能です。
一番の違いはプレミアムオーディオへの対応で、V60 D4 Tackではメーカーオプションで、ハーマンカードン12スピーカーシステムにグレードアップ可能。パサートヴァリアント TDI エレガンスラインでは用意がありません。ドライブ中のBGMにこだわる方なら、V60 D4 Tackがおすすめですね。
先進安全装備は両車とも標準装備。V60 D4 Tackの”インテリセーフ”では自動ブレーキ、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、フル・アクティブ・ハイビーム、LKAなど以下の10種以上の機能を装備します。
パサートヴァリアント TDI エレガンスラインでは自動ブレーキ、ACC、LKAなどを標準装備。また、フル・アクティブ・ハイビームの代わりにオートハイトコーントロール機能が標準装備されます。
先進安全装備は後付ができません。どの機能を重要視するかが、購入の決め手になります。
スカンジナビアンデザインを取り入れたエレガントなV60 D4 Tackに対し、フォーマルで機能的なパサートヴァリアント TDI エレガンスライン。両者ともよく似たキャラクターのクルマですが、V60の最終モデルならではの充実度・お得さが光ります。新型の日本導入も待ち遠しいですが、一考の価値が十分にあるモデルと言えるでしょう。
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