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2019.02.11 Whats VOLVO
ボルボが受賞したRJCカーオブザイヤーを振り返る。
日本には自動車にまつわるアワードがいくつか存在します。代表的なアワードとして例を挙げると一つは、日本カーオブザイヤーで、もう一つは今回ご紹介するRJCカーオブザイヤーでしょう。
RJCカーオブザイヤーは、自動車の性能や利便性などの評価を行ないその年度の優秀なクルマに賞が与えられます。
ボルボは、過去に最も優れた輸入車に与えられるカーオブザイヤー・インポートを3度も受賞しています。今回は、過去に受賞したモデルと理由を振り返りながら、ボルボの魅力を再確認していきましょう。
2014年次RJCカーオブザイヤーインポート受賞のV40
第23回、2014年次 RJC カー オブザイヤーの「カーオブザイヤー・インポート」を受賞したのは、プレミアムスポーツコンパクトの「V40」でした。この年のインポートカーによる6ベストには、メルセデス・ベンツのAクラス、フォルクスワーゲンのゴルフ、アウディのA3スポーツバックという強豪がひしめく中の受賞でした。
V40が選ばれた理由に関してRJCは、「高水準の競合車がひしめく欧州小型車群の中で、特徴的かつ個性豊かな車づくりに成功した点が高く評価された。走る、曲がる、止まるのダイナミクスを飛躍的に向上させた上で、伝統の安全設計は史上初となる対歩行者用エアバッグを追加設定するなどして大幅に強化。ボディは実用的な5ドアハッチバックとスペースユーティリティに優れたエステートワゴンを融合させ、独自のフォルムを完成した」とコメントしています。
V40が位置するCセグメントは、各社の基準となるような大切なセグメントです。その中でV40は、安全面においては史上初となる対歩行者用エアバッグの採用、デザイン面では独特の北欧デザインが日本でも人気を集めていますので、この賞の獲得により立証されました。
2017年次RJCカーオブザイヤー・インポートを受賞したXC90
XC90は、世界中でも60を超える賞を受賞するほどに評価の高いSUVで、ここ日本でも2017年次RJC カー オブ ザ イヤーの「カーオブザイヤー・インポート」の受賞を果たし、評価を得ています。 受賞理由についてRJCは、「巨額の開発費を投じて順次全面改良される新世代ボルボの第1弾。2ℓ4気筒をシリーズ全車で共用しつつ、過給機の数やプラグインハイブリッドシステムの有無を適宜組み合わせ、広域なレンジの展開に成功した。安全設計は一段と強化され、一部自動運転の要素を含むに至った。車格に相応しい高級感や居住性、静粛性の向上も著しく、高く評価した。」とコメントし、世界初安全装備を標準で採用するなどのボルボの安全哲学が評価されています。また、ボルボのラインナップの中でもフラグシップSUVとして君臨するべく開発されたエクステリアやインテリアが評価されています。
2018年次RJCカーオブザイヤー・インポートを受賞したV90/V90 Cross Country
ボルボは、2017年度のXC90に引き続き2018年次RJCカーオブザイヤー・インポートを受賞しています。2年連続で同じメーカーの受賞というのは異例の結果となりました。 この受賞理由について、RJCは、「共通の基本構造を用いながらボディバリエーションとサイズの違いにより多様なクルマづくりを可能とする新世代ボルボの第2弾。メカニズムは第1弾のXC90と同じだが、モデルを重ねるごとに練成度を増していることが評価され、同時に基本構造の有用性が確認された。」と評価しています。熟成を重ねるボルボの開発方針が実を結んだ結果となっていますね。
2018年のボルボは、日本カー オブ ザ イヤーをXC40で受賞するなど、様々なアワードを世界中で獲得しています。 その内訳は、個性的な北欧デザインに加え、実直なまでに開発してきた先進の安全技術、そしてそれをいかなるグレードにも装備するボルボの姿勢が挙げられ、その結果、世界中で新しいボルボファンを獲得しながら数々のアワードを獲得するに至っています。今後もボルボは、ボルボが目指す事故のない世界を目標に良いクルマが続々と誕生してくるでしょう。