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北欧デザイン「スカンジナビアデザイン」の魅力とは?
スカンジナビアデザインや北欧デザインと呼ばれる製品、例えば、家具や食器、そしてクルマなどは近年とても人気があります。スタイリッシュ、シンプル、オーガニックなどといったキーワードで漠然とイメージされるスカンジナビアデザインですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?
◯スカンジナビアデザインとは
スカンジナビアデザインとは、その名の通りスカンジナビア半島の諸国、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーにおけるデザインを総称したものです。スカンジナビアデザインの製品を提供する有名企業の例としては、IKEA(家具)、ロイヤル・コペンハーゲン(陶磁器)、H&M(アパレル)、そしてボルボ(自動車)が挙げられます。
スカンジナビアデザインの特徴としては、シンプルかつ機能的であると説明されることが多くあります。同じヨーロッパでも、フランスやイタリアに見られるような華美なデザインとは異なるイメージです。なぜこのようなデザインが発達したかについては諸説ありますが、厳冬のために室内で過ごす時間が多いスカンジナビア半島諸国では、常に新しい製品がやってくる環境ではないために、長く飽きの来ないデザインが好まれたとも言われています。物流や情報の伝達が発達した現代では、そうした背景はもはや過去のものとなりつつありますが、一方でスカンジナビア生まれのシンプルかつ機能的なデザインは世界でも人気を博すようになりました。
スカンジナビアデザインが最もよく現れているのは、やはり家具でしょう。すでに日本でもIKEAやイルムスといったブランドが進出していますが、ウッドを多用したシンプルなデザインは、飽きが来ないばかりか、比較的安価に購入することもできるのもうれしいところです。そもそもデザインは、その土地の環境に依存する部分が大きく、スプルースなどの針葉樹の多いスカンジナビア半島では、それらを活用したデザインが発達するのは当然ではあります。
◯自動車におけるスカンジナビアデザイン
クルマの場合、スカンジナビアデザインはどのように反映されるのでしょうか?スウェーデンを代表する自動車メーカーのボルボでは、いたるところにスカンジナビアの風を感じることのできるデザインを採り入れています。
ボルボのフラッグシップSUVである新型XC90を例に見てみましょう。エクステリアについて言えば、イタリアやフランスのクルマに見られるような、見た瞬間に惹かれる情熱的なデザインというよりは、ともすると地味とも表現されるようなシンプルなデザインとなっています。しかし、決しておもしろみがないわけではありません。ボルボはXC90のエクステリアデザインについて次のように述べています。
「最初に見たときにはシンプルに感じられた印象が、そこに込められた コンセプトや細部へのこだわり、そしてその精緻さに触れていくにつれて、 いつの間にか変化してしまうことがあります。創意と工夫に満ちた 刺激的なものであることに気づき、魅了されてしまうのです」
使っているうちに愛着が湧いてくるような、飽きの来ないデザインはやはりスカンジナビアのそれと言えるでしょう。
ボルボのインテリアデザインもまた、スカンジナビアの香りを感じずにはいられません。XC90を例にとると、上述のエクステリア同様、必要以上に華美な仕上げとはなっていません。もちろん、それはチープという意味ではなく、非常に高いレベルで洗練されているといったほうがよいでしょう。
ボルボのデザインでは「ヒューマン・センタード・デザイン」という思想が重要視されています。人間中心設計とも訳されるこの思想は、その言葉通り実際に使用する人間を中心にして徹底的に考え抜くという特徴があります。それはすなわち、ボルボが最も大切にする安全思想へともつながっていくのです。
振り返ってみると、飽きの来ないシンプルなデザイン、というスカンジナビアデザインの特徴は、そもそもスカンジナビア半島の国で暮らす人々のために考えられた「人間中心設計」と言えるのかもしれません。
◯スカンジナビアデザインは、「思想」である
ここまでみてわかるように、スカンジナビアデザインとは単にデザイン的な特徴の話ではなく、スカンジナビア半島の文化を背景にした、ひとつの思想であると言えます。そうした目線でボルボを見てみると、また違った印象が得られるかもしれません。
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