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2019.02.07 Whats VOLVO
V40とホンダ シビックハッチバックのモデル内容と安全装備をご紹介
現在、人気の輸入ハッチバック車の中でも、ボルボ V40の存在感は益々大きくなってきました。一方日本国内でも、ホンダからはシビック ハッチバックが復活を果たし、先進の安全運転支援システムであるホンダ センシングを装備するなど、V40のライバルとして存在感を増してきてきいます。
そこで、この欧州と日本を代表するハッチバックモデルのスペックや安全装備を比較して、それぞれの魅力をご紹介します。
■ボディサイズを比較 ・ボルボV40 T2 キネティック 全長×全幅×全高:4,370mm×1,800mm×1,440mm ホイールベース:2,645mm 車両重量:1,480kg 乗車定員:5名 タイヤ:205/55R16 サスペンション:(前)ストラット式/(後)マルチリンク式
・ホンダ シビック ハッチバック
全長×全幅×全高:4,520mm×1,800mm×1,435mm ホイールベース:2,700mm 車両重量:1,350kg 乗車定員:5名 タイヤ:235/40R18 サスペンション:(前)マクファーソン式/(後)マルチリンク式
両車を比較すると、シビック ハッチバックのエクステリアはワイド&ローを基調とし、フェンダーなどにラインをあしらいスポーティで若々しいイメージを与えています。 一方、V40はボルボのアイデンティティでもあるスカンジナビアテイストを取り入れています。シビックハッチバックのような少し若くて荒々しい印象というよりも、端正で洗練された印象を与えています。
同社ともに似た車格ですが、大きく違うポイントはタイヤサイズです。 よりスポーツ志向の強い印象を与えるシビック ハッチバックには、18インチのタイヤが装着されています。そのため、コーナーで踏ん張る力が強く、ワインディングのようなコースではとても楽しめますが、段差や繋ぎ目などでは、タイヤのクッション性が少ないため、コツコツとした振動を地面から拾います。
一方、V40では、シビックよりも2インチ小さい16インチを装着しているため、路面からのコツコツ感は少ない傾向にあり、60という扁平率なのでよりもクッション性に優れ、乗り心地が快適で長距離運転でも疲れにくいと感じます。
■エンジンのスペックと燃費を比較 ・ボルボV40 T2 キネティック エンジン:水冷直列4気筒DOHC16バルブ (インタークーラー付ターボチャージャー) 総排気量:1,497cc 最高出力:90kW(122ps)/5,000rpm 最大トルク:220Nm(22.4kgm)/1,600-3,500rpm JC08モード燃費:17.1km/L トランスミッション:6AT 駆動方式:2WD
・ホンダ シビックハッチバック エンジン:水冷直列4気筒 DOHC チェーン駆動 (電動ウェイストゲート付ターボチャージャー) 総排気量: 1,496cc 最高出力:134kW(182ps)/6,000rpm 最大トルク:220Nm(22.4kgf・m)/1,700-5,500rpm JC08モード燃費:18.0km/L トランスミッション:CVT 駆動方式:2WD 前輪駆動
同じ1.5Lターボエンジンながらも、シビックは高回転型エンジンでV40よりも60馬力も上回るパワーを発揮します。よりスポーティな走り、力強い走りを求める方にはシビック ハッチバックがいいかもしれません。
■主要な安全装備の比較 ボルボV40 T2 キネティック ・歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム (ミリ波レーダー、デジタルカメラ、赤外線レーザー方式) ・全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール) ・歩行者エアバッグ ・DAC(ドライバー・アラート・コントロール) ・LKA(レーン・キーピング・エイド) ・BLISTM(ブラインドスポット・インフォメーション・システム) ・LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)-急接近車両警告機能 ・CTA(クロス・トラフィック・アラート) ・CTA(クロス・トラフィック・アラート) ・RS(I ロード・サイン・インフォメーション) ・AHB(アクティブ・ハイビーム) ・リアビューカメラ
ホンダ シビックハッチバック ・ホンダ センシング [衝突軽減ブレーキCMB、渋滞追従機能付 ACC、LKAS 車線維持システム、路外逸脱抑制機能 オートハイビーム、標識認識機能] ・アジャイルハンドリングアシスト ・VSA ・EBD (電子制御駆動力配分システム)付ABS ・エマージェンシーストップシグナル ・運転席用&助手席シートベルト用i-SRSエアバッグシステム
大前提として、衝突等を防ぐ安全装備を考える際には車の前方後方の障害物をどのように検知し予防してくれるのかをチェックすることがポイントです。
ボルボは安全装備に長けており、V40においてもインテリセーフと呼ばれる安全装備が施されておりリアビューカメラが標準で付いております。一方でシビック ハッチバックは前方の視界への安全性にはV40とほぼ変わらない装備ですが、リアビューは標準装備ではないため後方の視界も注意しなくてはなりません。純正アクセサリーとしてのオプションはありますので、心配な方は装着をおすすめします。カメラ以外の部分においても安全装備という面においてはV40に軍配があがるでしょう。
今回は。ボルボ V40と、国内市場に久々に復活したシビック ハッチバックとを比較しました。若々しいイメージとともに復活したシビックと比較した際に、より大人の落ち着きを求め、コンフォートに乗りたい方は、V40がベストマッチすることでしょう。